学校から施設に入所者が戻ってくる時間帯、外からは誰でも扉を開けることができる出入り口。
注意を怠らないようにするのは当たり前。
しかし、監視役が1人で、何かあったら対応しないといけない。
こんな状態で、今まで事故が…。運よく解決…?
息子が入所した当初、子供たちは学校から帰ると入浴していました。
ところが、行方不明になった年の夏の近づく日曜日、入浴に間に合うように帰省から付き添って戻った時、入浴が夜に変更になったと職員から伝えられました。
息子は不満そうで、落ち着きがありませんでした。
変更前は、学校から戻る入所者がドアを開け放しても、入浴していたりくつろいでいたので、息子は大丈夫であったのだと思います。
入浴後にお気に入りのジャージ姿で、自室でくつろぐ息子を覚えています。
出入り口のある広間はテレビもあり、みんなのたまり場になっていました。。
テレビは、お兄さんたちが集まっているので、息子は音の出るおもちゃを持って手持無沙汰で、外の見える出入り口付近をウロウロしていたんだと思います。ドアが開き、職員が誰も見ていない状況でそのまま出て行った…。
出入り口のシューズストックには外履きがあるのに、履き替えず、上履き用のサンダルのままで…。
本人は、外履きに履き替えてはいなかったので、計画的ではなく、たまたまドアが開いていたから出て行ったのだと思います。
ちょっとした散歩のつもりで…。
たまたまバスがきて…。
自閉症の場合、ルール変更にすぐ対応できない子供がいることは、プロとして十分認識していなくてはならないはずなのになぜか職員が一人…。
生活習慣の変更にはリスクを十分に検討し、注意深くフォローする必要があったと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿