2016年10月10日月曜日

施設入所の選択

現在施設入所を検討されている方から、入所に対する不安と思われるコメントを投稿いただきました。私達が施設入所を選択した理由について再度投稿させていただきます。
 私達の息子は落ち着きがなくなり、思春期外来の病院にかかり、短期間の入院を経験しています。入院させた病院は安全については全く心配はいりませんでした。本人にとって閉塞感はあるかもしれませんが、最長3カ月間は入院できますので、その間でご家族並びにご本人にも落ち着く機会になるかもしれません。ご検討されている方には短期なら入院等も選択筋としてお考えください。
 施設については、保育園同様、数が不足しており、希望者に選択筋はなく、私達も児童相談所を通じて「ここしか空いていない、運よく空いていました」といわれ入所しました。
 息子は出て行ってしまうことはありませんでしたが、2階の窓から飛び降りたり、ガラス窓を割ったりする行動か出てきたので、複数の目が行き届くほうがよいと息子のためを思い入所させましたが、思い余ってこの子を道連れにというところまでは切羽つまっていなかったので、家が少々壊れる程度のことは我慢すればよかったと後悔しています。
 私達の事例を考えて、入所をためらい逆に惨事になることを私達は望んでいません。又、福祉の現場の皆さんや行政が「不可抗力」とか「極端な事例」と受け流すことがないよう真摯にうけとめていただく警鐘となることを望んでいます。入所の決意はお子さんの状況やご家庭のご事情に合わせて、いろいろな方面の方々のご意見を参考にお子様にとって一番よい方法を選択してください。


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