2016年10月10日月曜日

フラスコボトル

父親は晩酌の習慣がありませんでした。
ただ、寒い日のウォーキングにはウィスキー等を容れたフラスコボトルを持参し、カイロの代わりに休憩ポイントでストレートで飲み、体を温め、気分転換を行いました。
飲みすぎで注意散漫にならないよう、ピリットした舌の感触を楽しむ程度にとどめました。
息子は多動のためウォーキングは常に、神経を高めざるをえず、精神的にも負荷がかかります。
いつでもダッシュに備えなくてはなりません。前後左右の車や自転車の往来には常に意識が必要でした。
特に寒い日に、歩くテンポが緩やかになると、周囲への気配りの感覚が麻痺してくることがあります。そんな時少量のアルコールが逆に気付けになりました。
今はそうしたお酒の楽しみ方もなくなりました。
息子は親の飲んでいるものを欲しがりましたが、アルコールには興味を示しませんでした。


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