息子は、歩行訓練ができるレベルではなく、又残念ながら、名札等を身に着けることを嫌っていましたので、着衣への記載が頼りでした。本人は帽子にはこだわりましたが、リュックは置いて行ってしまう可能性があり、身元特定の頼りにはなりませんでした。
「ヘルプカード」や「ヘルプマーク」に慣れさせていれば、保護されていたのではと、とても悔やんでいます。
ただ、今思うこととして、「マタニティーマーク」をされている妊婦さんが混雑した電車のなかで無視される場面を少なからず見ています。関心を持っていただくような周知がなされていないと、有効な効果が期待できないのかもしれません。
息子が通っていた特別支援学校では、今年度、PTAの方と協力して、知的障がいや自閉症・ダウン症などのお子さんが迷っていることに気づいた方の対応方法をコンパクトにまとめたリーフレットを、地域の警察、鉄道、バス、学校、商店等に配っているとお聞きしています。
息子のことが契機になったのかもしれません…。
関心や理解を持っていただく知道な活動が実を結ぶことを願っています。
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