2016年10月10日月曜日

反面教師

投稿を続けているなかで、たくさんの方からコメントをいただくようになりました。その中で、介護に携わる方から、息子の事故をきっかけに、施設入所を検討している方にとっては、施設に対するマイナスイメージを抱かせてしまう。といったご意見も寄せられました。  
   福祉に携わる皆さまや、すべての施設が、人命より業務の効率を優先させていると申し上げるつもりはありません。又、息子を預けた施設に勤務されている職員の方の中にも、入所者の安全に心を配り、懸命に職務を全うされている方もいらっしゃるかと思います。     
  介護に携わる皆さんには、リスクをご認識いただき、2度と息子のような犠牲者が出ないように反面教師にしていただければと考えています。介護を必要とする人は、障がいのある方ばかりではなく、これからも増えていくお年寄りの問題でもあると考えています。介護の現場の厳しさを他の皆さんが認識し、理解していただくためにも問題提起が必要と考えて投稿しています。
 お客様から大切な財産を預かる業務に携わっている方からすれば考えられないような稚拙なことが、人を預かる施設で発生してしまったことを、ぜひヒントにして、質の高い業務の運営を行っていただくことを願っています。
 もちろん、人と物は違います。窮屈にならない環境や拘束と受け取りかねない措置も考慮が必要です。その中でいかに安全を配慮できるかがポイントになると考えています。介護の業務はこれからも必要です。必要な方だれもが安心して過ごせる環境になることを願っています。
 待機児童問題を抱える保育の現場で起こる事故も同様のことが言えると思います。息子の事故について、「一つの家庭で起きた不幸」で終わらせず、「安全配慮の危機管理」に対する問題提起として投稿を続けていくつもりです。


0 件のコメント:

コメントを投稿