電車好きの息子が、電車の往来が見える、踏切に隣接する商店街で、電車が通るたびに興奮して、大声をだしていました。
夕方の人通りが多い通りを行ったり来たりしながら。
目障りだったのでしょうか、傍らに親がいるのに・・・。
通報でお巡りさんがやってきました。
理由を尋ねると、「変な人がいる」と通報があったからとのこと。
「名前は ?」 思わず「えー・・・。」(どうして名前聞くの・・・ ?)
そのお巡りさんの態度と表情は私を悲しませました。
名前、特徴を記して、何かあったら保護しようという風には見えなかったからです。
今回、バスの中で大声を出していたのに、通報してもらえず、命を落としました。
やはりそうか、社会のお荷物と思われているからだ・・・。
何かと周囲に迷惑かけていたのもわかっていました。
私たちは公園などで迷子を保護したことが何度かありました。
気分の悪くなったお年寄りを駅員の方に連絡し、対応をお願いしたこともありました。
盲目の人に尋ねられると、ちゃんと乗換られるように、後ろからついていくことにしています。
財布を届けるのは何度か経験しています。
息子自身が都バスの中で小銭入れを見つけ、降車の際に私と届けたこともありました。
自閉症や知的障害の方は、身体障害者の方と違い、障害の度合いが目に見えないため、誤解されることがよくあります。
しつけができていない、わがまま言っている、そのせいで肩身の狭い思いをし、悲しい思いをしてきました。
知的障害の方とその親が少しでも理解してもらえることを願います。
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