命の差別の是正を求める裁判
5月19日(金) 14:00 第1回口頭弁論が東京地裁の第103号法廷で行われます。
傍聴される方が多いほど、よい結果が期待できます。
たくさんの皆様のご参加をお願いします。(経緯等詳しくはHP https://15years-life-value.jimdo.com/ )
弁護士 清水建夫
これまで自閉症の少年の死亡事故について裁判所は少年が将来稼ぎ出す能力に乏しいとして,障害のない子の数分の1しか損害賠償額を認めませんでした。これは2006年12月国連総会が採択した障害者権利条約にも,2011年7月改正された障害者基本法にも相反するものです。2016年4月に施行された障害者差別解消法は国及び地方公共団体に障害を理由とする差別の解消の推進に必要な施策の策定と実施を義務づけています。司法(裁判所)も国家機関の一つとして同様の義務を負っています。この裁判はこれまでの司法の取扱の変更を求める裁判であり,多くの方に傍聴していただき裁判官の心を動かしていただきたいと思います。
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