2019年1月16日水曜日

判決(2019年3月22日)にむけて 

2018年12月7日(金)、5回目の公開裁判(結審)が東京地裁103号法廷で実施されました。
私達の応援のため約60名位の方に傍聴にきていただきました。
集まっていただいた方は、支援の会・SNSの呼びかけによりお集まりいただいた皆様、報道や法律関係の方に交じって、被告以外の施設関係の方や障害者雇用の方も応援のためにお見えいただきました。又、名古屋で同様の訴訟を続けている原告の方も駆け付けていただきました。

期日に合わせて提出された、原告側代理人共著による「最終準備書面」にもとづき原告側の陳述が行われ、同様の裁判で経験豊富な、東京、札幌、名古屋の3名の弁護士が原告側の主張を行いました。原告両名も地裁最後の陳述を行いました。
被告側からの陳述はありませんでした。

次回、2019年3月22日(金) AM11:00に東京地裁の103号法廷で判決が行われます。
私達が東京地裁の裁判で準備することは全て終わりました。

皆様の応援はとても心強く、裁判官の姿勢にも少なからず影響していることが感じられます。
初めの頃の裁判で、原告の陳述が行われた直後の傍聴席からの拍手を裁判長は制止しましたが、今回行われた結審では、わずかに起こった拍手が制止されることはありませんでした。 
平日にもかかわらず何度も傍聴に足を運んでくださった方や遠く大阪や名古屋などからも駆け付けてくださった方もいらっしゃいました。白杖や車椅子の方々が毎回参加していただきました。
皆様の支えで今日まで続けることが出来ました。
感謝の念に堪えません。

民主主義で平等が第一義であることから、就労前の子供の賠償に、障害が無ければ、親の出自や資産、本人の教育環境や学校の成績及び才能、健康状況や後天的な障害になる可能性を考慮することがないのに、これから社会に出るはずであった子供の命に、障害の有無で賠償に差をつけることは正しいことではないと思います。

公平な判決を願います。 

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