いつもの様に散歩していたとき、橋のたもとで、4~5歳位の女の子が1人で泣いていました。事情を聞くと、お母さんとはぐれたとの事。迷子の女の子を管理事務所に連れて行くことにしました。「お母さんを見つけてもらおうね。」と話しかけながら、母親が女の子と手を繋いで歩きはじめました。
その時です。息子から刺す様な視線を感じました。息子が女の子を怖い目で睨み付けているのです。あわてて父親に交代してもらいました。父親が管理事務所に連れて行き、息子と母親はベンチで待っていました。
程なくして女の子のお母さんを呼び出すアナウンスが流れ、息子の目は穏やかになっていました。
こういう時は父親に任せよう…。
息子が亡くなった今となって、あれが最初で最後の嫉妬だったと母親は気づきました。
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